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2014秋ゲームマーケット 感想

11月16日の日曜日、東京ビッグサイトにて行われたゲームマーケット2014秋に行ってきた。

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戦利品達


ボードゲームを始めてはや1年半、4回目のゲムマである。
感想を一言で言うと、買いすぎた!

いろいろ魅力的であった。

覚えているうちに、ざっと当日のことについて書いていきたい。


ゲムマ前はRSS登録しているゲームマーケットの公式ブログの怒涛の更新を眺め、よさげなのをチェックする。
とにかくたくさん更新され、ブースも多いのでざっとフィルタリングする感じである。

自分の傾向として、軽めのゲームや人狼、手軽で濃厚な心理戦!みたいなゲームは合わないとわかったのでそういうのは見送り、リストを作っていく。

結果的にリストには、過去に買ったサークルの新作、評判のいいゲームの再販が多くなった。
予約できるものは予約しておいたほうが、安心して他のブースが売り切れる前に回れるので必須である。

今回のゲムマの特徴にあがっていた、ボードゲーム関連書籍は重点的に注目した。
もともとネットのレビューやインスト論、批評的なデザイン方法など読むのが好きであるので、そういう意味で今年は豊作で嬉しかった。


企業ブースは前情報として、テンデイズさんがいい仕事をしているなーと感じた。
エッセンの日本ではそれほど話題になっていないが詳細を聞いてBGGなどで見ると評価の高い新作を多く仕入れられ、しかもゲムマに間に合わせる。ゼロなどの名作の再販も手がけられ、テンデイズTVによるわかりやすいアピールなど、うまいなぁと思った。


逆にアークライトは、確実に面白いものを日本語化してくれるのは嬉しいのだが、値段も安くてかなり良心的なのだが、フォントが微妙だったり他社が仕入れた後だったりとなかなか商売的に不器用に見える。


HJは一番大手なのにもかかわらず、告知がギリギリで、前日にカヴェルナの発売をアナウンスするなどもう少し何とかして欲しいところ。

秋のゲムマで一番話題になったといえるのは、ニューゲームズオーダーの枯山水だろう。
その値段、中身、そして製作に奮闘する様子やデザイナーズノートの公開など、応援したくなった。


ゲームマーケットのカタログを買ってからは、見逃しがないか探していき、どこかで話題になったブースがあれば検索するなど情報戦を戦う。
特に、中古の販売については今回、床売がなくなってしまったのであちこちのブースに紛れているのを探した。

前日にそれまで集めた注目ブースを書き込んで、準備完了である。


2014秋は以前と違い、よくクローズドでゲーム会をご一緒させて頂いているコウさんと待ち合わせて2人でまわった。
8時半に国際展示場駅に待ち合わせる。眠いが快晴でいい天気。

待機列に並ぶ。2列目の後ろのほうで、たぶん500人くらいのところ。
春はここがすごく暑くて、インドアのイベントなのに日焼けするなーと思っていたが、秋は寒すぎないかと危惧していた。
日の当たる場所でちょうどよい塩梅だったのは幸い。


2人で並ぶとボードゲームができる。
さすがにリアルはやめて、コウさんのiPadでハチエンダをやって待っていた。良いゲーム。


10時に開場である。
最初は手分けして、予約できなかったものと中古を目指す。
「ぷらとんとアリストくれす」という批評本を書い、B01双天至尊堂の中古ブースへ。
結果的にここが一番中古の品揃えがよく、値段も高すぎなくてよかった。
きちんとリスト化されていなくて、あとからレアなものが出てきたりするのが逆にいいのかもしれない。


忍者対戦のキャラクターシートをもらう。
前回の春に買った同人ゲームの中では一番完成度が高く、シンプルで絵も好みだったゲームが、エッセンでも好評だったと聞いてほっこり。
あと、豪華執筆陣と分厚さがすごいインスト本も確保。今から読むのが楽しみである。

同人ゲームブースで中古も売っているという情報を得たブースもいくつか訪ねてみたが、少なかったりめぼしいものがなくなっていたりであった。

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各種、ボードゲームの本


東京ボードゲームフリーマーケットが今年はなかったということで、棚を整理したい人、最近ボードゲームに興味を持ち、過去作をプレイしたい人の橋渡しがうまくいっていないと、ゲームマーケットを通して感じることになる。
床売りの復活や、ブースを構えるほどの数ではないがいくつか売れるなら売りたいという参加者が手軽に持ち込めるような仕組みがあるといいと思う。あと、中古の値段も上昇傾向にあるように感じる。
ヤフオクを参考にしているのだろうが、高くてきつかった。需要と供給があるので誰が悪いというわけではない。
今後も名作の再販や日本語版がたくさん出るといいなと思う。


ダッシュで見るべき所を見終わり、ゆっくりと開場を歩く。
ロール&ロールステーションはセールを期待して行った。
残念ながら新作や最近のものをかなり値下げしていることはなかったが、旧作は半額程度になっているものもあり、ペアペア連想ゲーム(LINQ これも邦題がひどすぎると思う)を買った。
去年の秋の、ファクトリーマネージャーなどが1500円で売られていた印象が強すぎたが、今回は正常運転だった様子。

アークライトのブースで、パッチヒストリーや今後日本語版として出す予定のエッセン新作たちの実物の箱の中身を見せてもらったのが地味に収穫。


テンデイズのブースでは、落ち着いてからコウさんがゼロを購入。
自分は後述するが予算が尽きたため、通販に賭けることにする。グラスロード欲しいし。


3D6ブースでKASAKASAを購入。
大量のゴキブリチップを配置していくエリアマジョリティというのは聞いていたが、実際に確かめて買うことを決意。このクオリティとコンポーネントはお買い得だった。

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操られ人形館ではトリックアンドデザートと突撃隣のボドゲ棚!を予約して購入。
事前に試遊していた友人が絶賛していたのとトリテが好きなので。
予約のおまけでポストカードゲームをもらった。

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天九牌もお安く提供されていたため、買うに至る。やはり牌はイイ。


遊星からのフリーキックさんではデザイン本を購入。


ゲームフィールドでも同じくトリックテイキングの楽水邸物語をゲット。
同人だが面白いと評判であったので再販がありがたい。


バネストではバサリカードゲームを買う。
ヤフオクで落とそうかいつも迷うので、これを機会に手に入れた。

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問題はこれからであった。
ホビージャパンの安売りは本当に安く、卸値そのままではと驚くことが多い。
今回の大誤算は、ヒュペルボリア(いつも名前を正しく発音できない)がかなり悩む価格で置いてあったことである。
悩みに悩み、決意して買った。
面白いという噂であるし、自分のやりたいゲームは自分で持っていないと、自分のやりたいときにできる確率が100倍以上違うと言い聞かす。


そして中古、すでにイントリーゲとメディチを買い求めていた。
このメディチが曲者で、いろいろバージョン違いがあり、これがどのやつなのかわからず、状態もあまり確認せずに買ったのが少し後悔。ちょっと高かった。

こいつとヒュペルボリアのおかげで予算が本当になくなって、所持金が3桁。
Suicaのチャージは先にしていたので、なんとか帰れる状態である。

トランプゲーム大全もAmazonで手に入れることにして諦め、カヴェルナも物理的に重いから後でと言い聞かした。

が、先の中古ブースを見ると、なんか増えてる。
チップチップフラーやスチーム、ティカルなど普段の自分なら全部くれーーーーーーと言うラインナップである。
だが予算がない。多めに持ってきて、トランプの本を諦めたのに、お金がない。

仕方なく、コウさんに借りてサンチアゴを買った。


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今回の大物たち。財布襲撃事件の戦犯でもある。

所持金を使い切るどころか、ATMに頼ってマイナスとなったのは本当に反省したいと思う。
(今月はまだデウスとかカヴェルナとかグラスロードとかあるのにヤバイ)
帰りの荷物の多さが、今まで以上だったことからも、買い方がエスカレートし過ぎているなと猛省を促される。


そんなこんなで13時頃、開場を離脱した。
今回はホビージャパンのゲームくじは引かなかったが、ロココがあったのでよさげ。

良かったなと思う点は、前回よりも多くの知り合いに会うことが出来たことだろう。
ボードゲーム合宿やサークル、ゲーム会で知り合った人やRAMPLINGさんとまた会うことがアナログゲームならではの喜びである。


☆まとめ
・買いすぎた
・財布がマイナス
・全部いい買い物
・持って帰るぎりぎりの量

・中古ブースもっと欲しい
・本が増えて俺歓喜
・今回も活気があった



渋谷に移動し、コインスペースでコウさん、ハチさんと買ったものをプレイ。
長いルールは読み込む時間がないので、このメンバーでは珍しく同人ゲームをやった。


・KASAKASA
見た目のインパクトがすごい、ゴキブリ配置エリアマジョリティゲーム。

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握りこみの競りで、多く握った人が先に配置できるのだが、少なく握って先に置きたい場所もあったり、順序を逆にする特殊チップ(銀のゴキブリw)や配置したチップの数を倍にする金のゴキブリなども存在し、きちんと悩ましかった。

何より、部屋を模したゲームボードにあふれるゴキブリがわちゃわちゃするのが迫力満点である。

ドイツ人はごきぶりポーカーなどゴキブリ好きなイメージがあるので海外に持って行ってもいけそうである。


・トリックアンドデザート
トリックで取ったカードの価値を、パスした時に伏せるカードによって定めるトリックテイキングゲーム。
アミーゴ小箱にありそうな、間違いのない面白さである。

今回、フォローされないカードが切り札になることから、手札に多い色のカードをマイナス点にし、リードの時に積極的に出して人に取らせることで優位になれるという理論を提唱したが、ぶっちぎりのドベだった。


・Age of Craft
チキンダイスゲームズの再販である。

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あちこちで非常に高い評価を見て、聞いて、気になっていた。
ゲームマーケットでは最後まで買うか悩んだが、迷ったら買い!の原則に従って手元にある。

ダイスの出目を資源とし、ドミニオンのようなサプライをにらみ、先に20点取るように動いていく。

拡大再生産や点数の爆発なども起こり、やっていて楽しい。
久しぶりに、あと一周で勝てるけど先を越されてしまわないかドキドキする感覚を味わった。

ダイスゲームの醍醐味であるバーストや、運も、戦略でカバーできる程度にはたらき、自分が得意なジャンルであるのでよりそう感じるのかもしれないが、素晴らしいゲームであった。
この日何度もプレイし、後半は拡張も導入。
拡張を入れたほうが、秘匿情報が増えて戦略の幅が広がり、いいと思う。

どれも自分好みであり、買ってよかったと素直に思えたことがよかった。
積みゲーよくないし、入手してすぐに遊ぶことがつまり、欲しい→プレイという自然な流れだと思う。
余談だが、この渋谷のコインスペースは東急プラザの1階というかなりアクセスのいい場所にあるにも関わらず、格安でドリンバーまでついているのでおすすめである。



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by phys-can-tell | 2014-11-17 00:32 | ボードゲーム

ボードゲーム「イエローストーン」「カルカソンヌ メイフラワー号」タイムラプス動画

ネットを見ていて、インフェルノというボードゲームのタイムラプス動画を見つけた。

タイムラプスというのはコマ撮り動画で、数秒おきに撮影した写真をつなぎあわせて動画にするもの。

『インフェルノ』をタイムラプス動画にしてみた
http://www.nicovideo.jp/watch/sm24819066


かっこいい、と感銘を受けた。



ボードゲームの動画といえば、紹介するものやプレイを映す動画がある。
紹介動画は中身の確認や概要を知るのによく、プレイ動画はちゃんと見るとどういうボードゲームなのかわかる。

が、ボードゲームは相手ありきのものであり、プレイ動画は見ていると疎外感や冗長な感じを受けることも多い。
ゲーム中の空気感を伝えるのはなかなか難しいと思っていた。

そこで前述のインフェルノ動画を見た。
短時間でボード上の移り変わりを示せて、字幕や音声で補足を入れるタイムラプス動画はボードゲームの簡易記録的な紹介に向いているのではと感じた。


でもビデオカメラがない……でもそんなとき、アプリを入れればなんとかなる。そう、スマホならね!

ということで、iPhoneのHex(cam)というアプリを使ってタイムプラス動画を作ってみた。

編集はWindowムービーメーカーなため、お世辞にも良いとはいえない出来だが、タイムラプスがメインなのでいいかなと。


また、アンドールの伝説もタイムラプスを撮ってみたが、幾分地味なため動画にはしなかった。
タイムラプスは盤面が広がったり、派手な動きをするものに向いていると感じた。


・「イエローストーン/Yellow Stone Park」

youtube


ニコニコ動画

ねつさめボードゲーム「イエローストーン/Yellow Stone Park」タイムラプス
http://www.nicovideo.jp/watch/sm24879418

イエローストーンはボドゲ色のすたるじぃのナフタレンさんのプレゼント企画により頂きました。
いつもマイナーな良ゲームを紹介して下さり、助かっています。
http://blog.livedoor.jp/naphtha_lene/archives/40649304.html
http://blog.livedoor.jp/naphtha_lene/archives/41100564.html

リミッツなど、ローゼンベルグは小箱にオリジナリティがあってクニツィアよりも好きかもしれない。




・「カルカソンヌ メイフラワー号/Carcassonne Mayflower」

youtube


ニコニコ動画

ねつさめボードゲーム「カルカソンヌ メイフラワー号」タイムラプス
http://www.nicovideo.jp/watch/sm24879741

通常のカルカソンヌと違い、東海岸から西へ開拓していく西部アメリカが舞台なので、測量士というコマとともに西へと発展していく。
測量士が通りすぎてしまうとミープルが帰ってきてしまうというリスクが有あるが、死にゴマが戻ってくるという利点もある。また、このためミープル数が少ない。
測量士がいるときに決算を発生させるとボーナス点がもらえるため、それを狙ってタイルの攻防が測量士のラインに集中し、焦点が定まったカルカソンヌになっている。

草原ルールも分かりやすくなっていて、こちらのほうが初心者向けになりうるかもしれない。


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by phys-can-tell | 2014-11-09 22:23 | ボードゲーム