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ボードゲームのポッドキャスト

ボードゲームの情報を音声的に得るために、ポッドキャストを聴き始めてみた。前やろうとしたときは面倒で途中で挫折したのに欲するとできるものだ。ポッドキャストは基本的にwebラジオというよりはyoutbeの音声だけ版に近い。ダウンロードもできるが、基本はストリーミングなので通信できることが必要である。番組が更新されたら自動で通知するところなどはRSSの要素もある。

聞くこと読むよりも時間がかかるので吟味が難しいと思う。そして、出てきた情報が文字でまとめられてないと検索性が悪い。

メリットとしては”ながら”が可能なところで、登下校や作業中に聞くことができる。間があるので文字とは違う笑いを感じる時もあり、ケースバイケースかなと思う。

聞いた中で面白いと思ったのは以下。リンクはそれぞれのホームページ。


ボードゲームおっぱい

タイトルからもわかるがゲスいポッドキャスト。だがそれがいい。
おっぱいを基準にボードゲームがどれくらいよいものかを点数化しているが、ボードゲームをいろいろ下ネタにもっていくのがうまい。一話でボードゲーム一つだが実際は半分くらいしかそれについて語らず、雑談が多い。男性なら面白いと思う。

特に良かった(自分に下ネタが非常に受けた)のは、ゲームマーケット2013大阪、もんじろう、ディビナーレ、がんばれかめくん、の回。パンツに開く穴についてここまで考察されているのははじめて見たw

ボードゲームの話が少ないようで、とりあげるゲームは欲しくなるところがやはり人気の証だろう。ただ現在結構手に入りにくいものの紹介もされているのが難点。


ふたりはボドキュア!

女性二人がテンション高めに視聴者の投稿に答える形の番組。
華やかで親身、かつ聞いていて楽しい内容になっていると思う。微笑ましい。「そうそうそうそう!」という相槌が気づくとうつっている。


ボードゲーム研究室

関西の方がされているポッドキャスト。
今回挙げた3つの中では一番まじめにボードゲームについて話している。新作やイベント、店舗に取材に行ったりと特に関西方面の情報が多い。ホームページに話題になったボードゲームをまとめてくれているのも親切。


著作権の関係で音楽は基本的にないが、興味がある分野の聞き返せる作業用BGM的な扱いでポッドキャストはわりとおすすめ。
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by phys-can-tell | 2013-09-30 16:18

ボードゲーム「ジャイアンツ(GIANTS)」

イースター島の一部族率いてモアイを建てるゲーム。かなり好きなボードゲームなので紹介記事を書こうと思う。

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今回はパワポを使って簡単な図を作ったくらいには気合を入れてみた。基本的にアートワークが優れていて、雰囲気ある外箱に晴れ晴れとしたイースター島のボードがある。

実はこのゲームでイースター島に興味を持ち入門書を読んでみたところ、このゲームはかなりイースター島の文化の再現度が高いなと感心した。実際のイースター島の形はもちろん、コンポーネントのモアイやその帽子、魔術師がいたり半石版という呪板の存在、そしてイースター島衰退の一員となったと言われる木を切ってモアイを運ぶコロを作るところなどリアルである。ちなみにこの木は早いもの勝ちで有限なところがゲームとしても面白い。

自分の持ち駒として3人分の力持ちの族長、様々な能力がある魔術師、そして一般労働者がある。写真下にある丸いのは部族コマで、たぶん自分の部族を誇示するものがモチーフのものである。

ゲームを開始するとまず、人数分の特製モアイサイコロを振り今回掘るモアイを決める。このゲームの運要素はここだけで、しかも全員が平等に絡む点なのが非常に好みにあう。

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そして競りを行う。自分の掘りたいモアイを掘るに足りる人数のワーカーと、その優先権を争う部族コマを両手に握りしめ、せーので競る。部族コマが多い人からモアイを取っていき、出したワーカーをそのラウンドは使えない。競りに負けてしまうとワーカーは減って運ぶモアイもないなどの状況に陥るので大事である。

部族コマには他に、運びかけのモアイをマーキングして次のラウンドにも自分のモアイとして扱う使い方や、一つこのターンは使わない宣言で半石版がもらえたりする使い方がある。半石版は2枚で最後3点になり、競りで部族コマの個数が同数だった時の優先権のパラメーターになり、さらに2枚捨てることで族長に魔術師の働きをさせることができる。

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魔術師はボードの特別なマスに置くことで写真にあるようなリソースを増やす働きをさせることができる。ここで得たワーカーなどはすぐ使えるのがまたいい。
帽子というのは実際のモアイにも乗っているもの。実は髪型モチーフらしいがとにかくモアイと違う石材で作られていて、乗せるとボーナス点が加算される。帽子の運ぶ起点がモアイと違い、また帽子は1人のワーカーで運べる軽さなのでモアイと違った戦略で運ぶのを考えなければならないのがまた奥が深い。

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モアイには三種の大きさがあり、それぞれ建てた時に入る点数が1倍2倍3倍となる。もちろん3倍のをより高得点(モアイを運ぶ起点となる石切り場から遠い場所に立てると基本点が高い)の場所に立てると勝利へ近づくが、3倍モアイは掘る人数も3人、運ぶのも3人ととにかく手間がかかる。

基本的に労働者がモアイを掘ったり運んだりする役割を担う。重いモアイを遠くまで運ぶには人数が足りないわけで、そこで他プレイヤーのワーカーに運ぶのを手伝ってもらったり、使い捨て労働者の木のコロを使ったりするリソースのマネジメントが一番のポイントである。

この他の人のコマを利用するのが肝心で、他の人が重いモアイを運んでる時に便乗し、長い労働者の列を作ることでWin-Winの関係を築くことができる。ちなみに他の人のモアイを運ぶのに協力するとその人数分勝利点が入るので、余っていれば積極的に協力してもいいかもしれない。だが、ワーカープレイスメントと陣取りのあいの子のようなこのゲームではやはり、プレイ順序が重要で、自分が建てたい場所に先に運ばれてしまったりするとまた次のラウンドでワーカーを配置し直さなければならなかったり、少し点数の小さいところで妥協せざるを得なかったりする。なのでうまく自分の置きたいところと他の人が置きたいであろうところを考えて自分のコマを置かなければならない。
ちなみに前ゲーム会でこのゲームをやったときは、順序に泣いて最後に自分の3モアイを建てることができずに優勝争いから脱落してしまった。

モアイを建てるアフと呼ばれる土台が誰かなくなればそのラウンドでゲーム終了である。このアフが裏向きで置くので、誰が一位かパッと見た感じわからないしまた、帽子を載せるときにあれこれ自分のモアイだったっけと記憶も要求される(半石版一枚でアフを見ることができる)。


まとめると、ジャイアンツというこのボードゲームは

・ワーカープレイスメント
・陣取り
・競り
・協力
・運要素の影響力少なめ
・美麗で再現性の高いコンポーネント

な成分からなるゲームであり1時間半くらいで終わるゲームである。
カラフルなワーカーが列に並んでいろんなモアイを運んで行くさまは見た目に面白く、考えるに読み合いである。超おすすめ。なんなら持っていきます。
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by phys-can-tell | 2013-09-23 00:57 | ボードゲーム

アナログゲームオープン会初参加

昨日開催されたオープンのアナログゲーム会「調布のあな」に参加させていだきました。
主催のかんちょうさん、一緒にゲームをプレイしていただいた参加者の皆様、様々なゲームをルール説明していただいたMさん、ありがとうございました。


以下いつもの文体で。

初めてこういうオープン会に参加した。
今までボードゲームは主に自分が買って、ルールを把握しテストプレイして、ルール説明(インスト)し、それでメンバーによほど気に入られなければとても元をとったと言いがたいプレイ回数で終わったり棚に放置されて現状に至っていた。

なので当然、お金が非常にかかり、固定メンバーで好き嫌いが偏り、自分のやりたいゲームがなかなか出来なかったりした。
さらに、ゲームをやるのはネットのレビューなどを頼りに買ってからでないとできなかった。当然その結果、合わないと感じるものもあり、非効率的で金銭的にきついと感じることが最近多かった。

以前都合がついて参加したボードゲームショップでのゲーム体験会にて、ゲームをやってから買う、知らない人と一つのゲームと時間を共有する、というのも意義があるなと体感することができた。
もともと初対面の人と話すのは苦手だし、すでに固まったコミュニティに入っていくほどの会話力もないのは十分把握しているが”ゲームをやる”という時間を過ごすために集まった人とトークはともかくゲームを囲むことは一段難易度が低いはずだという確信にいたり、一歩踏み出してみた所存。

まぁぶっちゃけて言うと、気になっているゲームを体験したり、できれば外部でボードゲームで遊べる知り合いを作りたいなと思って参加した。


▼プレイしたゲーム

・ジャイアンツ
自分が持ち込んだら、最初の回に卓が立ったのでいきなりインストすることになって非常に緊張した。ゲーマー相手ということで、できるだけ最初にルールを全て説明し、あとからこういうのが強いとかこうしたらいいとかは言わないように意識した。さすがにこういう会に来られる方々だけありみな得点を最大化するように動いてくる。それが自分の知っているこのゲームの世界と違って、非常にそそられた。結果は手番調整でのミスを挽回できず、3位くらいと持ち主敗戦。でもこれでいいと思う。

このゲームは絶対後でレビューを書こうと思っている割と気に入っているゲームで、おまけにあまり流通してないっぽい。
簡単に言うとモアイを掘って運んで立てて点数化するゲームで、運ぶときにワーカーを並べる駆け引きがいいと思う。
写真はゲーム会の時のではないが、一枚も写真のないブログ記事はあれなので。
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・セブンワンダー
世界の七不思議がテーマのゲーム。
配られたカードを一枚とって、他人に回すのを繰り返すカードドラフト制がメイン要素。
人の評価を見てもぼんやりしていて、なおかつボードゲーム大賞のエキスパート部門を獲っているので気にはなっていた。
ジャイアンツが終わって数人でボードゲーム置き場を眺めてうろうろしている時に、やりたいのありますかと話しかけてくださった方がいて、プレイすることができた。
インストしていただいた方が非常に丁寧で、また人にちゃんとルール説明されたのが初めてで何か感動。

内容は両隣と駆け引きしつつ自分の目指す勝利点方法を稼ぐ、といったもの。
イラストが非常に綺麗で、なおかつ遺跡というものがそもそもシヴィライゼーションの影響で好きであり、よく考えれば嫌いなはずがないテーマだった。おまけに拡張にリーダーズ、という偉人がたくさん出てくるものがあり、あこれ完全に作者シヴィライゼーション好きだわと確信。
買うかもしれん。


・ブラフ
プレイヤー各々が各自一定個数のサイコロを振り、全体の出目の数を類推し、はったりを交えつつチキンレースをするゲーム。
これもドイツゲーム大賞を受賞していることもあり、知ってはいたがダイス主体なので今ひとつ購入には至らず初プレイ。

確率の妙。これが感想。思ったよりも出目は偏るが、あくまでも常識的な範囲に(だいたいは)留まる、というのをよくぞここまでゲーム化したなと関心。伸るか反るかと盛り上がれた。
自分の残りサイコロがひとつになった終盤、総数がそこまでないことを利用して自分の出目でない数値で平均値より少し高めの数字を提示し、それにのった相手にブラフ宣言をする戦術がわりと通じたのが嬉しい。そのゲームは負けたがw

ちなみにボードゲーム置き場に2セットあったので、二倍のサイコロでやってみたが負け抜けのゲームでこれはちょっと長すぎるかなと思った。やはり普通のがバランス良い。


・レジスタンスアヴァロン
死に抜けのない人狼的なやつで、9人にてプレイ。

実はレジスタンスは持っているが、それよりもこっちのがいいと思う。
レジスタンスはカードの視認性が悪く、どっちが表か分からなくなったり似たようなカードで混乱したりしがちであった。レジスタンスアヴァロンでは、カードだけでなくタイルを採用し、また裏表をしっかりと示してちゃんと改善されていた。
内容はどっちも大差はないが、パーティーゲームであるということは初プレイの人が多くなるはずのゲームなのでこれは好ましい。

アーサー王側(善、人狼で言う村人)のときに完全にモードレッドサイド(人狼)に騙されたのが鮮やかだった。
あと個人的にマーリンというアーサー王サイドの魔法使いは巫女的なお姉さんだと思ってたら魔法使いなおじいさんだったのがショック。ちゃんとアーサー王伝説知るべきだね。


・クー
少ない枚数のカードで自分の意図するカードを持っていると主張し、勘所でお互いそれを指摘して脱落させるゲーム。

カードを把握してからが勝負なところはあるが、平然と嘘を主張しても結構通るところが新鮮。ただあまりそれをスルーしていると致命的な攻撃を受けるので、情報量集めとタイムリミットがちょうどいいタイミングになって面白い。


・ギャラクシートラッカー
リアルタイムで部品を取り合いながら宇宙船を作り上げる前半と、サイコロを振ってそれが壊れていくさまを楽しむ宇宙トラック野郎ゲーム。
やりたかったゲームの一つ。まさかの拡張全部入りビッグボックスを拝見した。

皆で時間に追われながら宇宙船のパーツを取り合う前半はパズルチック。意外と間違って接続していたところがあって結構な部分がパージされたりがひとつの笑いとなる。宇宙船が隕石に破壊されていくのは完全にバカゲー、だがそれがいい。ダイ・ハードのようにボロボロになっても飛び続ける宇宙船が激闘の様を物語る。

男の子なら全員気にいると思う。



参加してみて、丁寧なインストを受けたり、他のオープン会の情報を教えていただいたり、意外と人と話せて嬉しかった。近くの場所にも参加しようと思う。

ゲームも買い漁るのではなく、持ち寄ってみなでシェアするのが正しい姿のように思う。商売的には申し訳ないが。
そしてボードゲームはプレイしてみないとその良し悪しがわからないので、積極的にオープン会や体験会に参加したいなと改めて思った。

ボードゲーム版シヴィライゼーションどうしよう……
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by phys-can-tell | 2013-09-02 02:05 | ボードゲーム