また合宿に行ってきた。今回は7人である。 2卓が立てられるのは、プレイするゲームを選ぶことができ、ゲーム持ち込んだ人も卓に入る側の人も満足度が高くなると思う。 以下、プレイしたゲーム。 ■さんマニアx3 最近のお気に入り小箱。 プレイングはカードを引いて総数を減らすか、手札をなくすのを狙うかのジレンマくらいしかないが、次々と場のカードを消して、カードを引いてまた出してというのを繰り返すのは気持ちが良い。 テキストなどないのに、コンボしている気分であり、爽快感が味わえるゲームである。 ■ドミニオンx2 せっかく持ち込んだので立てさせてもらう。 合宿の参加者はいつもクローズで遊んでいる人達であり、好き嫌いをはっきりと言える関係にある。 で、ドミニオンはちょっと……と遠慮されていたのだが、時間がまだまだたくさんあるのに甘えさせてもらった。 結果的には失敗したと思う。 ドミニオンは暗黙知の共有されていない状態では手なりになってしまう傾向が強く、人が何を意図してその購入をしているのかなどを見る余裕がなければソロプレイ感が強く感じられてしまうのだな-と思わざるを得なかった。 かと言って、基本セットだけでインスト接待プレイするのはだいぶ飽きている自分もいて、難しい。 次の新拡張の帝国は、共通の目的カードもありボードゲームっぽくなっているはずなので、もう一度だけ試してみてこのメンバーで封印するか決めたい。 ■ロココの仕立て屋(拡張入り) 拡張は得点経路を増やすものと、手順を踏めばカードを1,2枚選んでデッキに組み込めるもの。 前者はプレイヤー間の服を作るタイミングをずらす点と、作りたくなる服にバイアスをかけるもの。 後者は少し自由にデッキを作るようになるもので、どちらも初回から入れてもいいと思う。 1が1.1になる拡張であった。 4人プレイは材料や服が売り切れるのが早く、ワーカープレイスメントのような早い者勝ち要素が強い印象である。 バッティングな阿鼻叫喚より、コントロール性をゲームに求めるなら3人プレイがよいだろう。 ■コードネームx4 なぜかチームの呼吸が合い、連勝した。 出題者側も結構苦しくヒントを選んでいるわけだが、回答者はそれを深読みしがちであり、やきもきして「あーそれじゃなかったー」「なんでそのヒントでこれ!?」というのが盛り上がるポイント。 人となりをある程度知った仲でやる方が良いタイプのパーティーゲームである。 ■ファイブトライブス(拡張入り) 最近自分の中でベスト10位内に上り詰めた。 アブストラクトに勝利点を用いた手番順競りを導入し、しかもそれに時間がかからないところが最大の評価ポイントである。 拡張は盤面が広がり、取りうる戦法を広げるものである。マストバイ。 しかし、入れるとファイブトライブス(5つの部族の意味)ではなくシックストライブスになる点だけが気に食わない。 ■ローマ数字ダイス 評判の良いものなので機を見てフィラーにやらせてもらう。 個人ボードに書き込むタイプのゲームは、その取り返しのつかなさを利用しているのが多いなーと思った。 今の状況に対し、過去の自分が邪魔をしてくるため、短時間ゲームなりに計画性が求められているのか? まぁ運要素大であるが。 内容はローマ数字のルールの把握さえしていれば、バーストのリスクのあるダイスゲーであり手堅い。 クイックスやローリングジャパン枠というか、全く同じ立ち位置。 ■ふたつの街の物語(ビトゥイーントゥーシティーズ) 日本語名がナンセンスなドラフトゲーム。 以前やらせてもらい、人数対応も広く、40分で終わリゲームした感もある素晴らしさに惹かれて自分でも買った。 7人でやったが、ウケは今ひとつ。 というのも、ドラフトが3人までしか回らないため、下家を見て絞ったりする部分がスポイルされてしまう。 それでも両隣の人と仲良くする感覚は他では無く、いいアクティビティではある。 4人位がベストかな。 ■砂漠を越えて 私のインストミスがひどかったため、ノーカウント。 ■フードチェーンマグネイト 3人プレイ。 ブランド執行役員が強く、ビールまみれにされた。 何度かやってようやくどのように戦えばいいか分かるゲームだと思う。 霧が晴れて、解析が進みうまくなっていく感覚は重ゲーの醍醐味である。 マグネット式の実績解除ボード作った。 ■ヒュペルボレア 昼過でインスト中睡魔が横行し、圧勝が見えたため途中終了。 リセット間隔は短いほどいいということと、キューブを増やすすぎると使う先がなくなるという点はよく説明しなければならない。 あと種族能力は使ってはならない。絶対にだ。 なんだかんだ言って私は好きだし、今度出るという拡張も買うだろう。 ■フラッシュ お題に合ったできるだけ皆が思いつくような単語を時間制限ある中書く紙ペンゲーム。 合宿の鉄板である。 今回の豆知識:婚活で書かれてそうな趣味「ホットヨガ」 ■たほいや 親の選んだよくわからない単語の意味をでっちあげ、投票し合う紙ペンゲーム。 ライポン「ライチュウファンの女性のこと」 ■スパイフォールx6 スパイは場所を分からず、他の人はスパイが誰かわからない中で味方同士を確認し合う正体隠匿系。 ■ケララ すごく大賞っぽいと言われていたが、まさに大賞オブ大賞であった。取ってないが。 プレイ時間といい、2回めのほうがうまくやれそう感とい、見た目のキャッチーさといい、非常にファミリードイツゲーム。 娘ができたら一緒にやりたい。 ■トーレス 所持未プレイだったがインストしてもらう。 アクションポイント制のゲームで、アクションポイントが余ったのは初めて。 カードの価値といい、1度目では勝てないゲームだなと思う。 それでいて直接攻撃要素がなく、皆で協力して1位を叩くのも難しいため実力が伯仲している必要もある。 環境を選ぶかなーと思ってしまった。 ■ハンズx2 カードのジェスチャーでお互いに持っていることが確認できれば得点になるリアルタイムゲーム。 一部両手を使うカードがあり、 それは気付いたら真似をいないと押しつけられてマイナス点になる。 個々を集中して見たいが、ある程度周りにも気を配らなければならないのがなかなか難しく、乗り遅れることに笑いも出る。 よいよい。 ■リミッツ ローゼンベルグの最高傑作。 ただ7人ベストではなかったかな…… ■ディクシット 深夜の雑でハイスピードなものでは若干ゲームが壊れていたのが意外。 多人数対応とは言え、4人位でちゃんと真面目に面白おかしく時間をかけて議論しながらやるべきではないかと思う。 全拡張入りは圧巻だった。 ディクシットのカードを用いたコードネームというのも提案され、ちょっとやってみたい。 ■オーマイグッズx2 45分位かかるカードゲーム。 一部建物が明らかに効率がよく強いと思ってしまうのだが、まだその有用性を証明できていないためまたやりたい。 なんかデザイナーに挑戦されている気になる。 温泉に入り、美味しいもの食べてあとはゲームをし続ける合宿は楽しい。 普段と違い、リプレイ中心なのもよい。 年4回位参加したいものである。 今回はゲームをやる時間と、人数の最適さの重要性を感じた。
by phys-can-tell
| 2016-10-16 23:13
| ボードゲーム
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