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ラノベでよかったもの

最近読んだライトノベルでおすすめできるレベルのもの。

表紙買いの精度が下がってきて、他人のレビューを参考にすることが多くなった。本との出会いというのは難しい。

「超人間 岩村」

前半がギャグで押してきて、抱腹して笑った。
後半のロミオとジュリエットのシーンでは劇の進行がページ稼ぎのようでくどいと思う。
前半の面白いと思った点があまり続かず、妙にシリアス調にしたり、特定キャラクター(マルカーノ)が万能的になったり、もひとつ。


「ソードアートオンライン」

恋愛面での進行が少し早すぎる気がするが、勢いがあってよい。
要素的にいわゆる厨二病なものが多く、王道。
選ばれし最強の主人公とか、敵の立場とか。

2・3巻も読んだが、それらではヒロイン大量生成のライトノベルのダメパターンになっていて1巻ほど面白いとは思わなかった。


「放課後のロケッティア」

基本的に純愛要素が好き。モテモテのハーレム系は現実味がなくて男が残りあと一人とかクラスに一人とかの必然的理由がないと納得できない。
一人に二人くらいまでならイケそうな気もするくらいのいい加減なものだが。
やっぱりカップリングの応援が自分の主たる感覚なのだろうか。

最近どこかで見た話だが、「らき☆すた」や「けいおん!」等、主な男キャラクターが登場しない話が最近出てきたのは受け手と女キャラの間に障害となるからだとか。
エロゲなどでの主人公も、読者の分身というよりただのリア充であり、受け手とは解離した存在と捉えられるようになったとか。
要は、カップリングの男キャラ≠受け手 となっているということで、外から女キャラのやりとりを眺めさせた方がそのキャラへの愛着がわく人が増えたということだろう。
自分のカップリングを見守るという姿勢もそういう流れの中にあるような気がする。

努力して、失敗してそれでも諦めなくて、最後に成功するというパターンは結局「努力は報われる」ということなのだろう。
でも、フィクションとしてハッピーエンドが清々しいということはある程度のリアルさを犠牲にしても大事。
基本的にバッドエンドはハッピーエンドの数倍難易度が高いというし、失敗したバッドエンドは駄作として処理されることが多い。
テーマや作品から何か考えざるをえなくするのがバッドエンドであるが、読んだ人に読んで気分がよくなる、幸せな気分にさせるのがハッピーエンドだと思っている。

個人的には、工学、理学的うんちくが心地良かった。
映画の爆発シーンのように、オトコのコ魂をくすぐられるものとして、構造や原理説明があると思う。


この本は久々のヒット。
ジャンプ漫画のようにダラダラ引き伸ばしているやつより、1巻で完結したり、1冊(or上下巻)ごとに区切りがついているものの方が当たり率が高いような。
by phys-can-tell | 2010-03-11 15:29 | ライトノベル
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