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聖剣の刀鍛冶 最終回

※ネタばれ注意




なんか、ジャンプの「まだまだ冒険は続く打ち切り」な感じで終了。
敵は倒してないし、ラスボスも出てないし、恋も進展しない。


まだ連載している話をアニメ化した以上、仕方のないことなのかもしれないが、ハガレンの一期のようにオリジナルストーリーでいいから展開してアニメ内で完結させるべきだと思う。
「原作よめばいいじゃん」っていうのは視聴者をバカにする理屈で、そうなると13話かけた壮大な広告になってしまう。

正直、話としても終わってないので評価しにくいが、感想を書くと、
・絵は特に問題点なく、普通にまとまってた。

・音楽は、自分はオープニングの最初の5秒が好き。クラシック調というか、エレキギターではない重厚感のある旋律がいいと思う。
 
・シナリオは、やたらと剣が折れるのはリアルかどうかちょっと分からないが、前半で苦戦してた悪魔との戦いを最後にはその他大勢に任せてどうにかなったのは矛盾だと思う。
あと、やたら熱い主人公と、実際に人が死ぬ話と、噛み合いが悪い。隣で簡単に兵士が死ぬのに、主人公達が死なないのが浮いてしまっている。腕くらい吹っ飛んでおかしくない(魔法があるなら回復もできるはず)。
悪魔対人の描写は情景破壊で補えるが、個人対個人の戦闘では壁を壊したり地面をえぐったりするのはもひとつ説得力がなかった。スピード感があればよかったと思う。カメラ固定ではなく、人物に合わせて動かすとかどうだろ。

逆に、剣と魔法、悪魔、契約、義眼、中性的世界観と、厨二病ワールドの要素が多く、戦闘シーンだけ見ればそういう面白いところは最初から最後まで貫徹されていて、一話と最後が全然違う状態にならなかったのがよかった。
by phys-can-tell | 2009-12-23 21:20 | アニメ
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