青い文学 ~人間失格 前編~

太宰治の小説のアニメ化という試み自体がいいと思う。

昨今のアニメはライトノベルか漫画が原作で、流れている空気が総じて現代的というか、今っぽさがある。
ようするに、似たようなものが多いということだが、過去の名作をもってくることで、一周回った新鮮さがあった。

人物もデスノートの人のデザインで、萌え絵路線とは少し違った画風なのが時代背景とマッチしている。

まあ、これをとっかかりにして、新古典の売り上げを伸ばし、あわよくば関連本やグッズで稼ごうという魂胆なのだろうが、食わず嫌いの人の多そうな分野に、あらたなファンを作ろう、というのは本を売るための努力として評価できると思う。

わりと出版系の業界は著作権などで保守的なイメージがあったが、新たな方法での広告戦略としてこの企画は当たればいいなと思う。
違った時代の空気を取り入れることで、アニメというジャンル自体も再評価されることを期待してる。
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by phys-can-tell | 2009-10-14 23:03 | アニメ
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