ベルセルク

内容がちょっと成人向けだが、今まで読んだ続きものの漫画の中で一番絵と話の進むスピードのバランスがいいと思う。

あと、話の一貫性がきちんとしている。一つの流れの中の今の話というのが分かるのがすごい。
よっぽど綿密なプロットを組んでいるのか、頭の整理能力が高いのか、章ごとの話を終わらせつつ、徐々に進行していくベルセルク化を含んでいる。
伏線がすごい系ではなく、自然な流れで展開して引き込まれる、気が付いたら最新刊まで読んでいた、と思わされる話。

最新の34巻では、「光を背負う者が一番濃い影の中に存るのだから」という、陳腐になりがちなセリフを絵とともに示すことで名台詞の域にまで持っていっている。
さらに、従来ファンタジーへの風刺ともとれる、幻獣の大量出現が本当に自然だと感じさせられた。

ちゃんと完結するのか不安な部分もあるが、新章連載開始ということで、今後も応援していきたい。
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by phys-can-tell | 2009-09-29 23:49 | 漫画
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