ワンピースの独自性というか、すごく活かせている点は、登場人物が死なないところだと感じた。
キャラクターは当然、初登場のときにそれなりの説明をようするし、過去も必要に応じて説明しなければならない。
だが、例え敵でも殺さないでおくことで、再登場時に味方としたり、三枚目キャラとして活用できるし、そのファンにもサービスになっていい。
扉絵というある意味デットスペースになりがちな部分を使って、サブストーリーや、あの人は今、的なのを展開できる点も大きい。
最大の問題点は、”殺さない”ことに対していかに説得力のある説明をできるかだが、その点も少年誌ということでクリアしていて、特に批判されないのもさすがである。