なかなか人と会ってボードゲームする機会が作れなくなった。特にリアル友人は予定が揃わないのと、そろってもやはりボードゲームやるときは1日中やりたい感が強い。軽めのものはスキマ時間に時々やったが、公称90分以上のゲームだけでなく、ドミニオンみたいに準備に時間がかかり何度もリプレイしたい系のも実機ではなかなかできない。
最近は家で寝る前にちょいちょいネットでドミニオンやるのが息抜きになっている。強さを表すレートが5000に達し、弱いのにアイコンにしてやがる…というプレッシャーがなくなったのでアイコンを導入してみた。レート制限で切られることがなくなり強い人や日本人の人とプレイ出来てより楽しくなった。いくつかサプライをば。 ・救貧院(コスト1) +4コイン あなたの手札を公開する。あなたの手札の財宝カード1枚につき-1コイン。ただし0コイン未満にはならない。 コストが低く、手札に財宝カードがなければ4金でるという面白い効果のカードで、そのまま使うのではなくコンボを組み合わせて真価を発揮させるのがいい。 香辛料商人で銅貨を破棄しつつ鉄工所で救貧院を集めたが、それよりも相手のプラザ(4)や停泊所(2)で銅貨を捨ててコイントークンにしたりそもそも後回しにした方が手っ取り早くアクションも増えて救貧院をたくさん打てて強かった。 コンボは相手の買うものを見ていればだいたい分かるのだが、後追いしても追いつけないのが悔しさを増加させる。この相手とは3回連続でやったのだが最初引き運で勝った後は2回完敗して、英語で「負けました、強いっすね」とやりとり。 ログ ・封土(コスト4) あなたのデッキにある銀貨3枚につき勝利点1を得る。(端数切り捨て) あなたはこのカードを廃棄したとき、銀貨3枚を獲得する。 銀貨を集めれば強い!なサプライ。交易人(4)という破棄したカードコストの枚数分銀貨が入る、さらにリアクションとして得たカードを銀貨に変えるうってつけのものがあり、如実に実力差が出た。封土は破棄すると銀貨3枚入るという効果もあり、封土を集めたいが銀貨も欲しい……なジレンマカード。交易人で封土を破棄することで一気に7枚の銀貨を確保できる戦法が強かった。なにげに購入を増やして買った銅貨を銀貨にするリアクションも機能していたように思う。シルクロード(4)と混同していたミスもあったにせよ完敗。3人戦でもう一人の人は封土が切れるのを見越して都市を集めていたが、少しタイミングが早かったと感じた。 毎度、持っていない異郷のカードの理解不足がけっこう足を引っ張っているなと思う。再販希望。 結果 ・坑道(コスト3) 2勝利点 あなたがクリーンアップフェイズ以外の機会にこのカードを捨て札にするとき、あなたはこのカードを公開してもよい。そうした場合、金貨1枚を獲得する。 自分は坑道というカードにあまりいい印象を持っていない。3金と安いくせに2勝利点もあり、さらに買うとけっこう大変な金貨をほいほいと与えてくれる。5金くらいでよかったのにと感じてしまう。 今回は坑道の効果発動のための「捨てる」という行動が相手の使う浮浪児くらいしかないなーと思っての3週目、秘密の部屋を使われてリアクションが発動し焦る。慌ててこちらもそのセットを揃え、巻き返すため大市場と議事堂で購入を増やす。なんとか優位に立っているなと感じたのは岐路をかき集めることに成功した時点であり、あとは引ききって属州買おうかというタイミング、それまでも3位の人が浮浪児と傭兵を打ってきたのがなんだかなーと思っていたが、点数的に自分とその人が負けている段階で公領を複数枚購入。これは公爵狙い!と思い独占されると困るので山札が切れない程度にこちらも公領と公爵を買っていく。その人にぎりぎりまで公領を買われて、3山切れで1位の人に終わらせられるではないか!と突っ込みを入れていたら1位の人で金貨がなくなって終了。 たくさんの勝利点カードと岐路があって悪質なアタックもなく、非常に面白い試合だった。 ログ ・引揚水夫(コスト4) +1カードを購入 あなたの手札のカード1枚を廃棄する。そのカードのコスト分+コイン このサプライで5-2スタートという悲しみ。散々迷って貧民街が見えるのでアクションを増やそうと宿屋を買う。そしたら強制で購入時効果によりデッキに入るというなんの意味もない茶番。 相手は序盤工房からの移動動物園をやたらと集めている。それを横目に見つつ、貧民街を集めるためには購入がいるなと思い引揚水夫と工房を入れ、あとは貧民街を買う。宿屋や馬商人で手札を整理して移動動物園の3ドロー条件を作るのは確かにありだが1ターン内でそうそう使えない。それよりは貧民街を連打して間に宿屋と移動動物園、そして引揚水夫で購入を増やしつつ軽圧縮を重ねる方が効率がよく、相手の降参で勝利。最後は玉座の間をもたくさん入れられたのが構築スピードの差だと感じた。 ところどころ農地の改築効果で相手がうまいことやっているのを見ていると、やはり異郷欲しいと思う。 ネットのGokoでのドミニオンは無課金だとまず、レートを上げるのが大変である。レートは勝たないと上がらないし、自分で試合を開かない場合は相手してくれる人を辛抱強く待つ必要がある。(自分で試合を主催することもできるが、無課金の場合基本セットのカードしか使えない。)そこでこつこつ勝ってレートが3000とか4000とかの山を超えると、そのレート台の主催の試合に参加できる。この山越えが非常に苦しく、逆に一度超えると拍子抜けするぐらいレートが上がった。(ちなみに5000の壁は気を抜くと4000台に落ちそうになるのでそんなに甘くない。) 強い人は自分のレートが急降下しないように対戦相手にレート制限をかけているのが普通である。そして強い人はアイコンを使ってかっこ良く、なおかつ日本人が多い。自分もそういった人と試合したいと思いそれが叶ってわりと幸せである。そして試合後のローマ字でのトークやTwitterでの感想戦がためにもなり、新たな楽しみである。 たまに外人さんでもフレンドリーにチャットしてくる人がいて、ネットスラングや横向きの顔文字をググりつつも英語のやりとりもなかなか面白いなと思う。 ドムトローペンの頭アイコンの人が試合に入ってきたらよろしくお願します。
by phys-can-tell
| 2014-01-21 15:22
| ボードゲーム
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